嘘のない世界を知っている。 言葉にしてしまうだけで もう 真実でなくなるかのように 遠い記憶の中にひっそりと まるで 気づかれることを恐れているかのように それは しかし ひとつひとつの細胞のなかで 決して 色あせることなく あたかも 昨日の出来事のように 新鮮な思いのままそこにある そして その瞬間の記憶は 突然 何のまえぶれもなく舞い戻る 嘘 のない世界を知っている。 まばゆい光の世界 だれも傷つくことのない真実だけの世界 愛という言葉が あえて語られる必要もなく 当然のようにそこにある世界 それは すべての人の無意識のなかで ほんのりと光を放ちながら 宇宙を漂うようにさまよっている すべての人の心の中で 思い出されるのを静かに待っている © 2010 Untitled Press.com | 私が読んで感動した、「アミ 小さな宇宙人」(エンリケ・バリオス著)という本があります。この本の中から心に響いた言葉たちを、アミの言葉を借りてご紹介します。 |